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【相場レポート10月17日】新たな懸念材料が積み上がり、リスク回避の動きが続いて150円割れ

前営業日(10月16日)の振り返り

前日のドル円は、寄り付き直後からは軟調に推移していましたが、150円半ばで反発し、午後6時過ぎに151.39円の高値をつけました。

しかし米地銀2行が不正の疑いがある融資の問題を明らかにしてドル売りが加速。翌午前4時30分ごろに150.21円の安値をつけ、150.42円で一日の取引を終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、米中対立や米政府閉鎖など、度重なる米国の懸念材料から上値の重い展開となり、上下しつつやや軟調に推移。午後0時30分過ぎに149.89円の安値をつけ、午後2時現在は149円台後半を推移しています。

ドル円の1時間足チャート(10月17日 午後2時20分時点)を見ると、ミドルラインが右肩下がりになり、この時間軸では下落のバンドウォークになっています。買い圧力の抵抗も見て取れるので、小刻みな戻り売りが有効な局面と見られます。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日、注目度の高い経済指標の発表は予定されていません。

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