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【相場レポート9月3日】自民党総裁選前倒しも視野、政局不安の円安で149円台が近づく

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前営業日(9月2日)の振り返り

前日のドル円は、日銀副総裁の発言で利上げ観測が後退し、午前9時30分過ぎに147.04円の安値をつけてからは堅調に推移。午後9時30分過ぎには148.94円まで上昇するも149円には届かず反落し、一日の取引を148.35円で終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、自民党三役が辞任の意向を示し、総裁選が前倒しになるとの見通しから円売りが続き、午後1時ごろに148.92円の高値をつけ、前日の高値圏まで戻してきました。

ドル円の1時間足チャート(9月3日 午後1時20分時点)を見ると、反落したのが押し目となり、ミドルラインより上での推移が続いています。149円を明確に上抜ければ、さらに上昇が続きそうです。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

  • 23:00 米国 7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
  • 23:00 米国 7月製造業新規受注
  • 27:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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