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【相場レポート7月2日】143円割れも下に往って来い。ドル円は次の方向を探る展開へ

前営業日(7月1日)の振り返り

前日のドル円は、寄り付き直後の144.05を高値に軟調な推移となり、午後9時ごろに142.68円の安値をつけました。

パウエルFRB議長が利下げに慎重な姿勢を、日銀植田総裁も利上げに慎重な姿勢を見せたことで、要人発言による影響は薄く、NY時間になってドルに買い戻しが入り、143.37円で一日の取引を終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、午前9時ごろに143.31円の安値をつけると上昇に転じ、午前11時に143.74円の高値をつけましたが、午後1時現在は143.5円台を方向感なく推移しています。

ドル円の1時間足チャート(7月2日 午後1時0分時点)を見ると、反転はしたものの上値も重く、どちらかへ抜けるのを待つのが望ましい局面です。143.80円付近は過去にサポートされており、ここを上抜けて続伸すれば短期的なトレンド転換もありえます。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

  • 21:15 米国 6月ADP雇用統計
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