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【相場レポート9月7日】米雇用統計の上振れから、米利上げ観測が高まりドル買いが優勢となった

目次

【米国】米経済指標の予想上振れを受けて、全般でドル買いが先行した

為替(2026年9月5日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   156.25(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1613(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   181.47(円)
ポンド円          GBP/JPY   211.21(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3510(米ドル)

 
9月4日のニューヨーク外国為替市場は、米労働省が発表した非農業部門雇用者数(予想:5.6万人、結果:16.2万人)が市場予想を大幅に上回ったことで、全般でドル買いが優勢となった。米10年債利回りは4.81%台まで上昇したものの一時的で、その後は上昇幅を縮小したことで、ドルは売り戻された。
 
米ドル円は、米労働省が発表した非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回った事や、過去2ヶ月分の数値が上方修正されたことで、ドル買いが先行し156.76円まで上値を伸ばした。ただ買い一巡後は失速し、一転して売りが優勢となり155.35円まで下押した。ただ、8月3日の安値155.23円が目先のサポートとして意識されると下げ渋り156.28円まで買い戻された。
 
ユーロドルは、米労働省が発表した非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回った事で、全般でドル買いが優勢となり、1.1584ドルまで下値を拡大し日通し安値をつけた。ただ、前日安値の1.1584ドルが目先のサポートとして意識されると、1.1624ドルまで買い戻された。
 
株式
NYダウ平均       USD   53,414.24                      -271.86(-0.50%)
NASDAQ総合    USD   26,506.99                       -77.22(-0.29%)
S&P 500             USD    7,718.60                        -29.10(-0.37%)

株式市場は、8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、FRBの早期利上げ観測が高まり、株売りが広がった。米3連休前にポジション調整目的の売りも出やすかったことで、NYダウ平均は一時390ドル超下落した。
 
債券・商品先物
米国債10年                             4.784%         (+0.014)
NY原油(WTI)     USD/バレル   91.78             (-0.56%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,477.2          (-0.95%)
 

【日本】日経平均株価が堅調に推移したことで、全般で円売りが先行した

 
為替(17時)
9月4日の東京外国為替市場は、日経平均株価が上昇したことで、全般で円売りが優勢となった。もっともニューヨーク時間には米雇用統計が控えていることもあり、東京時間後半は、全般で大きな方向感は出にくく、小幅なレンジ内での推移となった。
 
米ドル円は、東京オープン後に155.29円まで下押したものの、前日安値に面合わせしたところで下げ渋った。その後は日経平均株価が上昇したこともあり、ドル円も156.44円まで上値を伸ばした。もっともニューヨーク時間には米雇用統計の発表が控えていることもあり、様子見ムードが強く156.30円前後でもみ合った。
 
ユーロドルは、円主体の相場となることで方向感は出にくく、1.1626ドル前後での小幅なもみ合いが続いた。10日のECB理事会での利上げはほぼ織り込み済みで、それ以降の追加引き締めには消極的になるとの見方が強い。
 
ユーロ円は、ドル円につれた動きとなった。東京オープン後に180.62円まで下押したものの、日経平均株価が堅調に推移していることもあり、買いが優勢となり15時過ぎには181.94円まで上値を伸ばした。もっとも積極的に買い進める展開とはならず伸び悩んだが、下値も限定的となった。
 
債券
日本国債10年   2.915%     (-0.042%)
 

【市場主要イベント】
7日   ユーロ 4-6月期四半期域内総生産
8日   日   4-6月期四半期実質国内総生産
9日   中   8月消費者物価指数
10日 ユーロ 欧州中央銀行政策金利
11日 英   7月月次国内総生産

為替(2026年9月3日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   158.73(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1588(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   183.94(円)
ポンド円          GBP/JPY   214.04(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3484(米ドル)

 
9月2日のニューヨーク外国為替市場は、上昇していた米10年債利回りが上昇幅を縮小した事もあり、全般でドル売りが優勢となった。8月米ADP全米雇用統計(予想:4.8万人、結果:3.8万人)が市場予想を下回ったこともドル売りを促した。なお、ウィリアムズNY連銀総裁は、「インフレは緩やかな低下傾向にあると認識」「金利は適切な水準にある」との見解を示した。
 
米ドル円は、東京時間の高田日銀審議委員のタカ派発言から、日銀の利上げペースが高まるとの思惑が高まる中で、円買い・ドル売りが優勢となった。ADP全米雇用統計が市場予想を下回ったこともドル売りを誘い、22時台には158.20円まで下値を拡大した。ただ、売り一巡後には8月3日安値の158.03円がサポートとして意識されると下げ渋った。
 
ユーロドルは、予想を下回る米雇用関連指標やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けて、ユーロ買い・ドル売りが進んだ。対円でドル売りが進んだこともあり、22時台には1.1609ドルまで上昇し、日通し高値をつけた。ただ、前日高値がレジスタンスとして意識されると、伸び悩んだ。
 
株式
NYダウ平均       USD   53,061.94                       +295.05(+0.55%)
NASDAQ総合    USD   26,219.84                       +116.12(+0.44%)
S&P 500             USD    7,666.60                        +35.14(+0.46%)

株式市場は、米長期金利の上昇が一服したことで投資家心理が改善し、株買いが優勢となった。直近で下落が続いていることもあり、自律反発狙いの買いも入った。「半導体大手エヌビディアはAIスタートアップのハギングフェイスの買収に向けて詰めの協議をしている」との報道が好感され、同社株は3%近く上昇した。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.780%         (-0.020)
NY原油(WTI)     USD/バレル   91.16             (-0.09%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,434.3          (+1.33%)
 

【日本】日経平均株価の大幅下落や、日銀の利上げ観測の高まりを受けて全般で円買いが優勢となった

 
為替(17時)
9月2日の東京外国為替市場は、高田日銀審議委員が「従来の半年に一度という状況ではなく、機動的な対応が必要」「連続利上げになることもあり得る」などの見解を示したことから、円買いが優勢となった。また日経平均株価は一時1,900円超の大幅安となったことも、円買いを促した。
 
米ドル円は、時間外の米10年債利回りが一時4.81%台まで上昇したことを受けて買いが優勢となり、11時前には160.39円まで上値を伸ばした。ただ日経平均株価が大幅安となっていることや、高田日銀審議委員が「連続して利上げが実施されることもあり得る」との見解を示したこともあり15時過ぎには159.43円まで下値を拡大した。
 
ユーロドルは、売りが先行したが1.1580ドル前後での揉みあいが続いた。16時過ぎにはやや売りが強まり1.1566ドルまで下値を拡大したものの、対円でドル売りが進んでいることもあり、下げ渋った。
 
ユーロ円は、しばらくは185円台後半での揉みあいが続いていたが、東京午後に入ると全般で円買いが強まると、売りが優勢となり16時前には184.55円まで下値を拡大した。売り一巡後には、ドル円同様に下げ渋った。
 
債券
日本国債10年   3.004%     (+0.069%)
 

【市場主要イベント】
3日   米   8月ISM非製造業景況指数
4日   米   8月非農業部門雇用者数変化

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