【米国】米経済指標が市場予想を下回ったことで、ドル売りが先行した
為替(2026年9月2日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 160.19(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1592(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.70(円)
ポンド円 GBP/JPY 216.52(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3515(米ドル)
9月1日のニューヨーク外国為替市場は、8月米ISM製造業景況指数(予想:55.2、結果:54.6)や7月米雇用統計動態調査(JOLTS)求人件数(予想:733.2万件、結果:727.1万件)が市場予想を下回る結果となると、全般でドル売りが優勢となった。もっとも中東情勢の緊迫化などを背景に、WTI原油先物相場や米10年債利回りが上昇したことを背景にドル高・株安が優勢となった。
米ドル円は、8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用統計動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を下回り、米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると円買い・ドル売りが先行し159.89円まで下押した。ただ、中東情勢の緊迫化や米10年債利回りが再び上昇したことで、再び160.27円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、予想を下回る米経済指標が相次ぐと23時過ぎには1.1608ドルまで上値を伸ばした。ただ、「米軍がホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃」との報道が伝わると、原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、午前1時15分前には一時1.1584ドルまで下値を拡大した。
株式
NYダウ平均 USD 52,766.89 -419.00(-0.78%)
NASDAQ総合 USD 26,103.72 -157.19(-0.59%)
S&P 500 USD 7,631.46 -54.67(-0.71%)
株式市場は、中東情勢の緊張が再び高まったことを受けてWTI原油先物相場が急騰した。エネルギー高によりインフレ懸念が高まると、投資家心理が悪化した。米早期利上げ観測が根強いことも米金利上昇を促し、株式相場の重しとなった。ハイテク株比率が高いナスダックではスペースXやテスラが売られた。
債券・商品先物
米国債10年 4.800% (+0.048)
NY原油(WTI) USD/バレル 91.25 (+5.05%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,375.7 (-2.70%)
【日本】日本の新発10年物国債利回りが約30年ぶりの高水準となり、円売りが優勢となった
為替(17時)
9月1日の東京外国為替市場は、日本の新発10年物国債利回りが約30年ぶりに3%台まで上昇したこともあり、全般で円売りが優勢となった。その一方で米10年債利回りも上昇したことで、ドル買いが優勢となった。なお、欧州圏の8月製造業購買担当者景気指数改定値は速報値との比較で強弱まちまちな結果となり、相場への影響は限られた。
米ドル円は、手掛かり材料に欠ける中でも米10年債利回りが上昇していることを受けて、ドル買いが優勢となり、じり高に推移した。日本の新発10年物国債利回りが訳30年ぶりに3%台まで上昇したことで、16時台には160.03円まで上値を伸ばしたが、節目の160円を超えたところでは、政府・日銀による為替介入への警戒感から伸び悩んだ。
ユーロドルは、東京オープン直後には1.1624ドルまで買いが入ったが、米10年債利回りが上昇基調を維持する中で上値が重たくなり、上値を切り下げていった。節目の1.16ドル手前では下げ渋ったが、欧州勢参入後も売り圧力は続き、17時前には1.1591ドルまで下値を拡大した。
ユーロ円は、東京オープン後に185.69円まで上値を伸ばしたものの、その後は185.42円まで売り戻されるなど方向感なく売買が交錯した。ドル円が上昇している一方でユーロドルは下落していることで、両者に挟まれ、185.55円を挟んで揉みあう展開が続いた。
債券
日本国債10年 2.935% (+0.046%)
【市場主要イベント】
2日 豪 4-6月期四半期国内総生産
米 8月ADP雇用統計
加 カナダ銀行 政策金利
3日 米 8月ISM非製造業景況指数
4日 米 8月非農業部門雇用者数変化
為替(2026年9月1日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.74(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1617(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.57(円)
ポンド円 GBP/JPY 216.43(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3547(米ドル)
8月31日のニューヨーク外国為替市場は、対ユーロ中心にドル売りが強まったことで、全般でドル売りが優勢となった。ベッセント財務長官が「日本政府と日銀は、円高につながるような行動を見せるだろう」と発言したことで、ドル売り円買いが優勢となった。なお、今週は米重要指標の発表が複数控えていることで、様子見ムードが優勢となった。
米ドル円は、米10年債利回りの上昇を受けてドル買いが先行し159.89円まで上昇したものの、対ユーロ中心にドル売りが強まると上値は重たくなり伸び悩んだ。ベッセント財務長官の発言が伝わると一時159.58円まで下押す場面もあったが、その後は下げ渋り小幅にもみ合った。
ユーロドルは、1.16ドル前後で小幅にもみ合ったが、NY勢本格参入後には全般でドル売りが優勢となったことを受けて、午前1時前には1.1620ドルまで上値を伸ばした。月末のロンドン・フィキシングに絡んだドル売りフローが観測されたことも、買いを促した。その後は様子見ムードが強く、小幅にもみ合った。
株式
NYダウ平均 USD 53,185.89 -374.01(-0.69%)
NASDAQ総合 USD 26,260.91 -141.49(-0.53%)
S&P 500 USD 7,686.13 -25.63(-0.33%)
株式市場は、中東情勢の緊迫化を受けてリスク回避の売りが優勢となった。米軍がホルムズ海峡にあるイランのララク島を攻撃し、これに対してイランは地域の米軍基地に報復攻撃を加えた。原油高に加えて、米金利の上昇も株売りを誘った。
債券・商品先物
米国債10年 4.752% (+0.022)
NY原油(WTI) USD/バレル 86.86 (-3.34%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,497.3 (-0.71%)
【日本】日経平均株価が大幅に下落して始まったが、下げ幅縮小したことで円の売戻が優勢となった
為替(17時)
8月31日の東京外国為替市場は、日経平均株価が大幅に低下したことや、米10年債利回りが低下したことで円買いが先行した。ただ、日経平均株価が下げ幅を縮小すると、円を売り戻す動きが優勢となった。欧州勢参入後には、WTI原油価格が下落したこともあり、ドル売りが優勢となった。
米ドル円は、米10年債利回りの低下に伴いドル売りが先行すると、159.73円まで下押した。売り一巡後は159.91円まで買い戻されたが上値は限定的で、欧州勢参入後には再び売りが強まり17時過ぎには159.47円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、前週末に大幅に下落した反動から買いが先行し1.1594ドルまで上昇した。ただ、引き続き上値は重たく1.1590ドル前後で小幅にもみ合った。欧州勢参入後にはWTI原油価格が下落したこともありドル売りが優勢となると、17時過ぎには1.1606ドルまで上値を更新した。
ユーロ円は、ドル円の売りが進んだことにつれて185.16円まで売りが先行した。その後は185.22円前後で小幅にもみ合ったが、欧州勢参入後にはドル円が下落したことにつれて、売りが優勢となると184.92円まで下押したものの、一方でユーロドルが上昇したことで買い戻された。
債券
日本国債10年 2.935% (+0.046%)
【市場主要イベント】
1日 ユーロ 8月消費者物価指数
米 8月ISM製造業景況指数
2日 豪 4-6月期四半期国内総生産
米 8月ADP雇用統計
加 カナダ銀行 政策金利
3日 米 8月ISM非製造業景況指数
4日 米 8月非農業部門雇用者数変化
