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【相場レポート12月11日】ドル円は軟調、市場の関心は米利下げから日銀追加利上げの有無へ

前営業日(12月10日)の振り返り

前日のドル円は、午前9時過ぎの156.93円を高値に軟調な推移となりました。米FOMCで0.25%の利下げとなり、パウエルFRB議長が次回の利上げ可能性が低いと発言したほか、トランプ大統領がこの利下げについて不満を表明し、ドル売りが加速。翌午前4時ごろに155.79円の安値をつけ、155.92円で一日の取引を終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、午前11時30分ごろに155.48円の安値をつけると下げが一服し、午後2時現在は155.9円台を推移しています。

ドル円の1時間足チャート(12月11日 午後2時20分時点)を見ると、155.48円で反発し、戻り売りが意識される局面ですが、156円を明確に上抜けるなら、上目線に戻した方がよさそうです。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

  • 22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
  • 22:30 米国 前週分失業保険継続受給者数
  • 22:30 米国 9月貿易収支
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