MENU

【相場レポート10月13日】帰ってきたトランプ関税、2円以上の急落から戻しが重く、152円付近でせめぎ合い

目次

前営業日(10月10日)の振り返り

前日のドル円は、午前9時ごろに153.27円の高値をつけましたが、公明党が自民党との連立を解消したことによる円買いが入って軟調に推移。

トランプ大統領が中国製品への関税大幅引き上げを示唆して市場がリスク回避に走り、ドル円は閉場直前に151.15円の安値をつけ、2円以上の急落となって週の取引を終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

週明け相場は上窓を空けてスタート。前日の下げから買戻しが入り、午前7時ごろに152.27円の高値をつけましたが、その後は伸び悩み、午後1時30分現在は152円付近でもみ合いになっています。

ドル円の1時間足チャート(10月13日 午後1時20分時点)を見ると、長い上ヒゲをつけてからは、この時間軸では方向感を欠く展開になっています。下窓を埋めて151.15円を割ると、下値追いが一段と進みそうです。

page_image

(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日、日本・米国が休場で、主要な経済指標の発表は予定されていません。

目次