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【相場レポート10月10日】高市総裁発言で一時的な歯止めがかかるも、ドル円の底堅さは維持

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前営業日(10月9日)の振り返り

前日のドル円は、午後2時30分過ぎに上昇を強めて153円を超えましたが、自民党の高市総裁の「行きすぎた円安を誘発するつもりはない」という発言に市場が敏感に反応し、午後10時ごろに152.11円の安値をつけました。

この急落から買い戻しが入って翌午前0時30分ごろに153.23円の高値をつけ、一日の取引を152.99円で終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、午前8時ごろに153.27円の高値をつけてからは軟調で、午後1時過ぎに152.63円の安値をつけました。

ドル円の1時間足チャート(10月10日 午後1時40分時点)を見ると、売り圧力が強くなり、上昇に歯止めがかかっています。152.11円を明確に下抜けると、調整の下落幅がもう少し大きくなりそうです。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

  • 23:00 米国 10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
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