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【相場レポート9月8日】石破首相退陣報道で急落が全戻し。財政悪化などが警戒

前営業日(9月5日)の振り返り

先週金曜日のドル円は、午前7時30分過ぎに148.51円の高値をつけてからは、148円台前半で横這いとなっていました。

午後9時30分発表の8月非農業部門雇用者数が予想7.5万人に対して2.2万人と悪い結果が出て、市場にはドル売りが殺到しました。翌午前0時30分過ぎに146.81円の安値をつけて下げが一服し、147.35円で週の取引を終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

週末に石破茂首相の退陣が報じられ、財政悪化の懸念などから週明けは上窓を開けて148.2円台からスタート。午前10時過ぎに148.57円の高値をつけてからは、148円台前半を方向感なく推移しています。

ドル円の1時間足チャート(9月5日 午後2時20分時点)を見ると、急落から急上昇しましたが、勢いを維持できずに反落しています。上値を更新しない限りは、戻り売りが有効な局面と見られます。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日、注目度の高い経済指標の発表は予定されていません。

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